中欧の旅-3 [旅行]
ライプツィヒは何よりも菩提樹の町である。若いゲーテが学んだ名門の大学(1409年に設立)があり、早くからルターの宗教改革を取り入れ、音楽、印刷、人文主義にもとづいた学問、それに現在も見本市の町として栄えている。
ライプツィヒはゲヴァントハウス管弦楽団の本拠地である。
新装なったゲヴァントハウス
バッハが1723~50年にオルガン奏者、合唱団の指揮者として活躍し、祭壇下の床石の下に墓のあるバッハゆかりの聖トーマス教会がある。
バッハの胸像、冬の間は扉は閉ざされ雪や寒さから護られている。
聖トーマス教会の脇に立つバッハの銅像,その傍には大きな菩提樹が
聖トーマス教会ファザード
聖トーマス教会 祭壇
この墓の下にバッハが眠っている
後方から見た素晴らしい眺めの聖トーマス教会
中欧の旅-2 [旅行]
その会場となったのがツェツィーリエンホフ宮殿でイギリス田舎風の外観、チューダー様式の別荘をモデルした建物である。
ポツダム会談の部屋は当時のままの姿で保存されていた。
会談が開催された部屋
次に、大王と言われたフリードリヒ二世ゆかりの、18世紀のロココ様式のサンスーシー宮殿の庭園を観る。
サンスーシー宮殿庭園側から見る宮殿の姿は最も美しい。
サンスーシー宮殿庭園の眺め
サンスーシーとはフランス語で「憂いがない」という意味だそうだ。〈ベルリン泊〉
中欧の旅-1 [旅行]
今年の夏もヨーロッパ旅行を楽しんできました。
8月14日~22日まで、ベルリン→ライプチッヒ→ドレスデン→プラハ→ウィーン
9日間の旅行でした。
また順次マイブログで公開したいと思います。
8/14(木) 朝、関空を出発。フランクフルトで乗り継ぎ、ドイツの首都ベルリンに18:15到着。〈ベルリン泊〉
8/15(金) 午前中はベルリン市内観光。1989年11月9日東ベルリンと西ベルリンの国境が開放された。いわゆる「ベルリンの壁の崩壊」である、それから約20年たち以前東ベルリン地区だった歴史的地区はすっかり昔の美しさを取り戻したといわれる。まず、ベルリンの壁跡を見学、多くの越境者が命を落とした悲しい遺産だ。
次に博物館島にある世界遺産ペルガモン博物館へ。古代オリエントのペルガモン王国(現在トルコ西部にあるベルガマ)から出土した遺跡を展示している。紀元前170年頃製作といわれる有名な「ゼウスの大祭壇」規模の大きさに驚かされ、当博物館の目玉「イシュタール門」は紫色帯びたブルーの背景の上に図案化した黄土色のライオンを配置しその大きさ美しさに圧倒される。
その後、東西ドイツ統一の象徴ブランデンブルク門を観る。広場には多くの大道芸人が米英仏ソ連4カ国管理時代の軍人姿をしてパーホーマンスをしていた。
生カニ道楽in間人(丹後半島) [日記]
11月23日(金・祝)に丹後半島の間人(たいざ)へ名物の間人カニをたらふく食べる、日帰りのバス旅行してきました。
網野町小浜のカモが飛来する離湖畔にあるの小宿「レークサイド琴引」で間人カニ料理のフルコースをいただきました。さずがに、現地で食べる松葉がには大変美味しいものでした。
まず、生け簀で今日食べる生きているカニを観察しました。緑色のラベルが付いているカニが間人港に上がった「間人カニ」です。
それではフルコースを順次紹介します。
茹で上がったカニです。
最初に、刺身が出ました。
次いで、「焼きがに」、「かにすき」で食べやすいように調理されたものです。
ブルーのラベルの付いたカニは津居山港に上がったカニです。
宿の女将さんでも「間人カニ」「津居山カニ」の両者を姿味でいずれとも区別ができないそうです。
焼きがに、カニみそを食べた後の甲羅にお酒を入れる「甲羅酒?」もおいしかった。
かにすきと雑炊までいただき、
後はさっぱりとラフランスのシャーベットで締めくくってくれました。
満腹しました。
デジカメ映像で間人カニの美味を想像しながらご賞味ください。
午後5時前、離湖の美しい夕焼けを見ながら帰路につきました。
京舞の温習会 [日記]
10月4日祇園甲部歌舞練場で開催されていた温習会に行ってきました。
祇園芸妓舞妓の「舞いの会」と言えば春の「都おどり」が有名です。(祇園では「踊るとはいわしまへん、舞うというんどすえ」お茶屋のお母さんに教えられた)
秋の温習会は以前は女紅場の生徒の試験だったそうで、「都おどり」の華やかさはないが、芸妓舞妓たちの日頃修練した芸を発表する会です。その分、派手さはないが贔屓客、師匠や先輩の厳しい眼を意識しながらの真剣な演技が見ものです。
約3時間にわたる歌舞を楽しんだ後、京料理を味わいながら温習会に出演した芸妓舞妓が間近でいろいろを舞ってくれ楽しい一夕を過ごさせてもらいました。
祇園甲部歌舞練場玄関
清元「女車引」の一場面
長唄素囃子「供奴」綺麗どころの総揃い
お座敷での京舞
神戸南京街中秋節 [日記]
20年前の9月に中国蘇州を訪れ、丁度中秋節に当たっていたので、
月餅を買って帰ったのを思い出し、昨日、神戸元町南京街の中秋節にいてきました。大勢の人出で、賑わっていました。
1個400円で中国産の月餅を買いました。中国の月餅は日本のものより2周り大きく、1個食べれば十分です。期待の獅子舞は時間が合わず見ることができなかった。
スイスの休日-6 [日記]
第6日目 8月29日(水)
あいにく昨日からの雨の中、今日は~ユングフラウ観光~に向かう。
ホテルを8:00バスにて出発グリンデルワルトへ。
予定では、ゴンドラに乗ってメンリツヒェンへ向かい、ベルナーオーバーランドの山々を眺めながらハイキングを楽しむ予定だったが、雨と強風のためゴンドラは運休。やむを得ずグリンデルワルトでおみやげ物をショッピングして時間を調整する。グリンデルワルトからクライネシャイデックまで登山列車WAB鉄道に乗り、アイガー北壁の眺めを堪能する。
雪交じりの雨の中のクライネシャイデックに到着。ユングフラウ鉄道に乗り換えのため小休止。この間に駅のすぐ上の丘にある新田次郎さんの墓標に詣でる。
クライネシャイデックからほとんどがトンネルの登山列車にてヨーロッパで最も高いユングフラウヨツホ駅へ。昼食は駅構内レストランにて摂る。
小休憩後、エレベーターで展望台へ、寒風の吹く展望台のテラスに出てメンヒとユングフラウを写す。
メンヒMoench 4099m
雲と雪に閉ざされたユングフラウ山頂Jungfrau 4158m
いったん駅まで戻り、氷の宮殿を一周する。
クライネシャイデックWAB鉄道駅からアイガー北壁を見る。
その後、登山列車にてグリンデルワルトへ戻り、バスにてベルンへ18:15ホテルに帰着。
この旅行の最終のスイスでの夕食は白身魚のムニエルとピラフのスイス料理を市街のレストランにて食べる。
【ベルン泊】
第7日目 8月 30日(木)
早朝6:00 ホテルを出発 バスにて、チューリッヒの空港へ。バスの中で弁当を食べる。KLMオランダ航空にてアムステルダムを経由し、帰国の途へ。
チューリッヒ9:25発 KL1954アムステルダム11:10着
アムステルダム15:25発KL867
機内で若い日本人女性のキャビンアテンダントに声をかけられる「去年も同じ頃この席にお乗りいただいた方ですね」「よく覚えておられますね」「昨年私は研修中で急病の方が出て、お医者様を捜していたのですが、小児科医ですがお役に立てるようならと云っていただいたので覚えているのです」、そんな事もあったなあと思いだした。さすがキャビンアテンダントになる人は記憶力がいいと感心。
アムステルダム~関西空港/約11時間15分
【機中泊】
第8日目 8月 31日(金)
関西空港着09:15
関西空港到着。入国/通関を済ませ、息子の迎えを受け10:00すぎに無事帰宅できた。
以上で「スイスの休日デジカメ日記」は終わりです。」
スイスの休日-5 [日記]
第5日目 8月 28日(火)
ベルン滞在 一終日自由行動一
中世の街並みが残る旧市街全体が1983年に世界文化遺産として登録されている。私たちの宿泊しているホテルは町の中心地にあるので、旧市街を見物するには便利だ。まず、トラム(市電)で旧市街を俯瞰することのできるバラ園へ。トラムの乗車券は停留所の路上にある自動販売機で目的地までの料金を入れて購入する。トラムは2両連結のワンマンカーで運転席は客席から分離しているので改札はない。
バラ園から旧市街の眺め
バラ園からだらだら坂を徒歩で熊公園まで下る。
熊はベルンのシンボルで数頭飼育されている
熊公園のそばにあるニーデック橋上からアーレ川風景
ついで、大聖堂を見物、正面入り口にあるレリーフ「最後の審判」が見事。
レリーフの左が天国、右が地獄図
大聖堂内景
次に、クラム通りにあるアインシュタインの家を訪ねる。
アインシュタインハウス入場券
案内書によると、「1903年秋:アインシュタイン夫婦は居を郊外から再び旧市街に移し、ゲーテがベルンでもっとも美しい通りと讃えた通りへの眺めが一望できる、クライム通り49番の3階に入居しました。ここが特殊相対性理論と息子ハンス・アルバートの誕生の地となります」とある。思っていたよりも狭い貧相な家であった。学生時代に「立派な仕事や研究は何も立派な建物から生まれるのではない」と教えられたのを思い出す。
正午になったので、時計塔の人形達のパフォーマンスを見る。
昼食は昨夜の残りのパン、サラダの軽食ですませる。この頃から雨となるがベルン市立美術館へ行く。この美術館では常設コレクションとして19世紀印象派セザンヌ、ゴッホ、モネの絵を見ることができた。
ゴッホ:Spaetsommer 絵はがきをコピー
夕食はCOOPで買ったパン、サラダ、果物、チーズ、ワインで済ませる。
【ベルン泊】
スイスの休日-4 [日記]
第4日目 8月 27日(月)
今日は~マッターホルン観光~に向かう。
6:30ホテルを出発、朝食はホテルで作ってもらったお弁当、ベルン中央駅より列車にて一路南へ。トゥーン湖など素晴らしい車窓を眺めながら、途中ブリークで登山列車に乗り換えツェルマットへ向う。到着後は再び登山列車に乗り換えてゴルナーグラートへ。
ゴルナーグラートへの登山列車車窓から見たマッターホルン
展望台へ上がり、名峰マッターホルンやモンテローザの大パノラマを楽しむ。
ゴルナーグラート展望台にて
展望台から見た南側の山脈(正面右ブライトホルン4165m?)
レストランでセルフサービスの昼食を食べる。
ゴルナーグラートから下山後ツェルマットの町を散策しお土産品を買う。
スイスの休日-3 [日記]
次に、美しき小さな街グリュイエールを訪れる。日曜日と自転車ラリー開催のためか大勢の人出と車で一杯だった。この街はグリュイエール・チーズを作っていることで有名である。グリュイエール城へ向かう石畳のメーンストリートにある噴水のところで1枚。
この通りの両側はレストランと土産物屋がお城まで約200m続いている。2種類のチーズを買う、お城とチーズ工場は時間の都合で見学できなかった。
次に、城壁に囲まれた小さな街ムルテンへ向かう。ムルテンの地は1476年スイス軍がフランスのブルゴーニュ公の大軍勢を破った激戦地として有名だそうだ。ガイドの説明によるとスイスの関ヶ原として小学生の頃から国の誇りある土地として人々は教え込まれているそうだ。この街を散策し、城壁に上がり銃眼から市街を見たり、ムルテン湖を眺めたりする。
城壁の上から市街とムルテン湖
ムルテンのメーンストリート
夕刻、バスでベルンのホテルにもどる。この日の夕食はグリュイエール・チーズとCOOPでサンドイッチ、飲み物、ワインを買ってホテルの自室で食べる。スイスにもコープさんがあったのだ買い物のシステムは日本と同じで利用しやすい。
【ベルン泊】