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パイプオルガンと声楽アンサンブル [日記]

宝塚市のベガ・ホールで開催れた「パイプオルガンと声楽アンサンブル」コンサートを鑑賞する。
全て教会で演奏されているオルガン曲とコーラスの合奏だった。知人の奥様が出演されていて素晴らしいソプラノのソロを聴くことができた。
この様な音楽を聴くとウットリとして心が洗われるような気分になる。

ベガ・ホール入り口
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プログラムの表紙
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シェルブールの雨傘 [日記]

やっとインフルエンザの発生も収まってきてほっとしています。

久しぶりに映画を見てきました。カトリーヌ・ドヌーブ主演「シェルブールの雨傘」デジタルリマスター版です。
この映画は1964年製作の古いものですが、私は初めて見るものです。映画が始まって知ったのですが、ミュージカル映画でセリフは全くの歌ばかりの音楽映画でした。
この頃のカトリーヌ・ドヌーブはやはり綺麗ですね。
フランス映画らしく親子であっても幼児であっても(日本人のようにべたべたしたところがなく)個人の自由を尊重している所には感心しました。
最後はアメリカ映画のような甘いものでなく、じーんとしました。
全編通じて女性の強さを表現していたように思います。

プログラムからPR用のスチール映像をコピーして掲載します。

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丹波竜を訪ねて [日記]

昨日(9月14日)、西宮自然保護協会9月例会「丹波竜を訪ねて」に参加しました。
まず、三田市にある兵庫県立人と自然の博物館に行き、主任研究員の三枝春生先生から講義を受けました。2006年8月丹波市山南町で発掘された恐竜の化石いわゆる丹波竜についての話を中心に、系統樹・進化論を含めて、恐竜の系統樹上の位置づけや分類について聞きました。次いで丹波市で発掘された恐竜化石について、発掘の経緯、発掘された化石の状況やその後とられた処置について講義を受けました。約90分間パワー・ポイントを使ってのお話は興味深いもので、最近学会で発表された知見から現在も解明されていない事項まで詳しく話をされて大変勉強になりました。
次に、丹波恐竜化石の展示されている部屋に移り説明を受けました。全長20mもあるのに脳が納まっている脳函は非常に小さく胡桃大ぐらいでしょうか、血道弓といわれる尾骨の一部、歯は何度も生え変わるなど初めて知ることばかりでした。
昼食後は別棟の掘り出した化石を含む岩石から化石をクリーニングする化石工房を見学しました。この行程の作業が慎重を要すことや如何に困難な作業であることかを実感しました。
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拡大すると、岩石の上に露出した肋骨の化石がよくわかる。
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次はバスで化石発掘現場である丹波市山南町へ移動しました。発掘現場は加古川の上流になる篠山川の川代渓谷というところです。渓谷といっても傍をJR福知山線が走り刈り取りを済ませた田んぼもあり、開けた所であったのは意外でした。発掘現場への立ち入りは禁止ですが上方から見ることができ、発掘はさらに続くので現場はコンクリートで覆われていました。対岸には露出した断層が見ることができました。
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はじめに発見発掘した人は鋭い観察力と集中力の持ち主だったのでしょう、敬服します。このように開けた何気ない場所で見つけられるのであれば、西宮でも何処かで恐竜化石が眠っているのではないかとの思いをもって帰路につきました。

中欧の旅ー10 [旅行]

今回の旅行を振り返ってみると、ベルリン、ウィーンは各種の観光施設が整っていて不自由を感じなかった。しかし、元社会主義国の東ドイツ、チェコは復興とEU加盟のため、都市ではインフラ整備に追われていて、地下鉄工事などで道路がいたるところで掘り返されいた。また道路事情も同様で高速自動車道は一部二車線一部四車線というように建設途上のところが多かった。サービスエリアが無いためトイレ休憩がとれずガソリンスタンドやコンビニで済ませることになる、そのためいつも行列ができて女性はとくに困ったと思われる。しかし、夏のバカンス休暇中で渋滞は少なく、車の運転マナーも上々でまあまあ快適なバス旅行であった。
おわりに、古城とその家具調度品、美術品やベルリン・ドレスデン・ウィーンの博物館に展示されている美術品をあまりに多く見過ぎたため、頭の中は今混乱状態にあり、もっと記録しておきたいことがあると思うが、印象深かったことを記し、今日のところはこれぐらいにしておく。

中欧の旅-9 [旅行]

8/20(水)
午前はウィーン市内を観光。まず、ハプスブルク家の栄光と華やかな宮廷文化を伝える世界遺産シェーンブルン宮殿へ。
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次に、ウィーンのシンボルである聖シュテファン寺院を訪れる。
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聖シュテファン寺院主祭壇
午後はツアーグループから離れて、トラム(市電)の一日乗車券(5.7ユーロ)を購入して、
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トラムの切符
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ベルヴェデーレ上宮入場券
ベルヴェデーレ宮殿へ、ベルヴェデーレ上宮ではクリムトの名作で有名な金ぴかの「接吻」等を鑑賞。
次に、ヨーロッパ三大美術館のひとつ美術史美術館を訪れる。
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美術史美術館前にあるマリア・テレジア女帝像
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美術史美術館ファサード
美術史美術館ではブリューゲルの「雪中の狩人」「子どもの遊び」等々の実物に接することができて大満足であった。
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ブリューゲル「雪中の狩人」購入した絵はがきから
美術史美術館を出て、王宮を横切りケルントナー通りへ。
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途中、グラーベン通りにある17世紀建設されたペスト記念塔を撮影する。
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夕食は「バイスル」と呼ばれる庶民的レストラン「グリッヒェンバイスル(日本語メニューあり)」で冷スープのカルパッチョとラムのソテーを食べる。いずれも大変美味で、今回の旅行の最終を飾るものであった。
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〈ウィーン泊〉
8/21(木)
朝:帰国の途へ。ウィーン発フランクフルト経由〈機中泊〉
8/22(金)
午前8:30関空着、9:30無事帰宅した。

中欧の旅-8 [旅行]

8/19(火)
朝、プラハから南へ180km走り、湾曲蛇行しているヴルタヴァ川が優しく囲んでいる古都、現代までのその美しさを保ち続けてきた世界遺産の町チェスキー・クルムロフ観光へ。
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先ず、チェコ第二の城チェスキー・クルムロフ城に入る。
お城の橋と呼ばれる所からの旧市街の眺め、
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城から旧市街の眺めは赤い屋根に彩られた中世の町並みがそのまま残っているすばらしい風景だ。
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中庭をめぐっている建物の壁面にはタイル様の凹凸や彫像が見られるが、スグラフィット技法と呼ばれるだまし絵である。
城を出て町に入ると石畳の路地が続く、建物は中世風だが土産物屋、レストラン、ホテルが建ち並び全くの観光地風景だ。多くの観光客が行き交い心休まる間もない状況だった。
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チェスキー・クルムロフ城とお城の橋を旧市街から眺める。
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午後はチェスキー・クルムロフから国境を越えオーストリアの首都ウィーンへ、バスはひた走りに走る(走行距離256km)。夕刻、ウィーンのホテルに到着。夕食はウィーン名物「ウィンナー・シュニッツェル」と「アプフェル・シュトゥルーデル」久しぶりに美味しい食事にありついた。39年振りウィーンの一夜に感無量だ。〈ウィーン泊〉


中欧の旅-7 [旅行]

チェコ・プラハの第一夜は、旧市街広場にある聖ミクラーシュ教会にて室内楽コンサートを楽しむ。曲目はスメタナ「我が祖国」よりモルダウ、ドボルザーク交響曲「新世界から」第2楽章など数曲を演奏。聴衆のほとんどは観光客、マナー良く静かに聴いていた。ライトアップされた旧市街広場周辺の建物が美しい。
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聖ミクラーシュ教会の夜景(コンサート入場券から)
〈プラハ泊〉
8/18(月) プラハ
午前、「黄金のプラハ」「百塔の都」といわれる街世界遺産プラハ旧市内観光へ。
14世紀ボヘミア王カレル1世が神聖ローマ皇帝カール4世として戴冠し、プラハは神聖ローマ帝国の首都となった。カレル1世はプラハ城を再建し、聖ヴィート大聖堂を改築。ヴァルタヴァ川(モルダウ:エルベ河上流、チェコに入ると名前が変わる)東岸に市街地を整備して、カレル大学も創建するなど、さまざまな町つくりを実行した。さらに、西岸と東岸を結ぶ石橋の建設も始める。この橋が「カレル橋」で、常に多くの人で賑わうプラハ最大の観光地となっている。チェコは2004年にEU加盟国となったが、通貨はユーロよりも従来のコルナが一般商店では優先しているので買い物には不自由なこともある。
朝、ホテルを出て、プラハ城には北門からはいる。ここはチェコ大統領の官邸となっている。次いで、城内の聖ヴィート大聖堂にはいる。
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この教会の見所はミュシャの有名なステンドグラスである。
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教会を出てカミユが住んでいたこともある小さな家の建ち並ぶ黄金の小路を通り城外へ。
ここからプラハの街全体を見下ろすことができる。
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カレル橋からプラハ城を望む
人々で賑わうやカレル橋、残念ながら橋の三分二はメインテナンス工事のため閉鎖中、残りの三分一でプラハ城の全景やヴァルタヴァ川の流れ、橋上の賑わいを見る。
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旧市街広場に入り旧市庁壁にある天文時計を見る。
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上は時刻、下は暦を表す、カレンダー時計だ。
旧市街はいろいろな高級ブランド品を売る商店、土産物屋が建ち並び石畳の道路以外は日本の繁華街と変わらない。ここも各国の観光客でいっぱい。
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昼間の聖ミクラーシュ教会と旧市街広場の賑わい
昼食にはチェコの銘酒「ピルゼンビール」の黒ビールを味わう、少し甘めだがおいしいビールだ。
午後はボヘミアの古城ドブリス城へ。プラハの南西約35kmに位置するロココ様式のこの城は18世紀中頃に建設され、第2次世界大戦前まで貴族マンスフィールド家の邸宅であった。
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戦後は国家の所有となり、作家同盟の会館としておよそ50年間使用されていた。1998年に付随する、チェコでは珍しいフランス式様庭園とともにドブリス城はマンスフィールド家に返却された。しかし、家具調度品や絵画陶器などの装飾品は現在も国有で厳しい管理下に置かれている。そのため時間厳守の予約観光で城内各部屋は錠前を開閉しながらの出入りとオーバーシューズを履いての見学の物々しさだ。もちろん写真撮影は禁止だ。
〈プラハ泊〉


中欧の旅-6 [旅行]

8/17(日) 午前、「ドイツのフィレンツェ」といわれている世界遺産ドレスデン旧市街観光へ。
ドレスデンはエルベ川を挟んで旧市街地と新市街地に分かれる。
今日の観光は半日のみだから、旧市街地のツヴィンガー宮殿周辺に限られれる。まず、ゲーテが「ヨーロッパのバルコニー」と呼んだブリュールのテラスに立ち、対岸の新市街、州議事堂などを一望する。
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エルベ川を上り下りする観光船が停泊している。
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次いで、先日NHKでも放映されていたフラウエン教会をみる。この教会は第二次大戦の空襲によって破壊され東ドイツ時代は放置されていたが、1993年から再建にかかり世界中の支援を受け、残骸の瓦礫を一部使って2005年に復活した。
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新旧石がモザイク状に組み合わされたフラウエン教会。
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ワーグナーの「タンホイザー」が初演されたゼンパーオパー。
そしてドレスデン王宮の裏手のアウグストゥス通りに2万5千枚ものマイセン磁器のタイルが使われている「君主の行列」、歴代の君主がその時代時代の衣装をまとって行列し、その大きさ957㎡という見事なものである。
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そしてツヴィンガー宮殿に入る。17世紀ザクセン王時代に建てられ、18世紀アウグスト強王によって強大な富をバックに発展した。
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中庭でマイセン磁器の鐘の音を聞く。
次いで宮殿内のアルテ・マイスター絵画館に入る。
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ラファエロ「システィナーのマドンナ」
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一部を拡大「マドンナの下の天使」
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ジョルジョーネ「眠れるヴィーナス」
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フェルメール「窓辺で手紙を読む女」
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フェルメールの珍しい画「取りもち女」
その他、有名なレンブラント「放蕩息子」等々が収蔵され居る。多くの名画を鑑賞するが1~2時間ではとても十分鑑賞したとはいえない。
午後はドイツ・チェコ国境を越え、ドレスデンから152kmひたすら走り夕刻チェコの首都プラハに到着。

中欧の旅-5 [旅行]

午後は、ライプツィヒから西へ103km走り、マイセンへ。マイセンはエルベ川に沿いに開けた古い街で、歴史はドレスデンよりも古い。今は高級磁器の街として有名である。マイセン磁器製作所に付属した博物館を見学する。そこにはミニ工房があり磁器のできあがる過程を見学することができる。
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   試作品のできあがり
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磁器を展示即売しているが、とても手の届く値段でないので、1710年以来の名品三千点を展示にしている博物館で目の保養をする。
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145年前まで磁器工房があった高台にあるアルブレヒト城全景をエルベ河畔からのぞむ。この城にはマイセン磁器の発明者ベドガーが秘密漏洩を恐れたアウグスト強王により監禁されていたといわれる。アウグスト強王は強王と呼ばれるように大変な強権精力家で365人の子どもがいたという。
マイセンからエルベ川に沿って西へ24km走ってドレスデンへ。 〈ドレスデン泊〉

中欧の旅-4 [旅行]

ライプツッヒ市街観光つづき
旧市庁舎はファサードと大時計が美しいといわれるマルクト広場は地下鉄工事のため全体像を把握できなかった。
メインストリートに張り巡らされた地下鉄工事のための地下水排水パイプ
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ゲーテ記念像:ライプツッヒ大学で学んでいた頃の姿。側面の女性は恋人の一人。
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昼食は1530年からある、ゲーテの「ファウスト」の一場面にも登場する居酒屋「アウアーバッハスケラー」でとる。
店の前の賑わいと「ファウスト博士と悪魔メフィスト」の像。
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ゲーテが「メフィストの火」と呼んだワインを注文したが、特別の行事の時のみしか提供していないと断られた。
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