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中欧の旅-7 [旅行]

チェコ・プラハの第一夜は、旧市街広場にある聖ミクラーシュ教会にて室内楽コンサートを楽しむ。曲目はスメタナ「我が祖国」よりモルダウ、ドボルザーク交響曲「新世界から」第2楽章など数曲を演奏。聴衆のほとんどは観光客、マナー良く静かに聴いていた。ライトアップされた旧市街広場周辺の建物が美しい。
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聖ミクラーシュ教会の夜景(コンサート入場券から)
〈プラハ泊〉
8/18(月) プラハ
午前、「黄金のプラハ」「百塔の都」といわれる街世界遺産プラハ旧市内観光へ。
14世紀ボヘミア王カレル1世が神聖ローマ皇帝カール4世として戴冠し、プラハは神聖ローマ帝国の首都となった。カレル1世はプラハ城を再建し、聖ヴィート大聖堂を改築。ヴァルタヴァ川(モルダウ:エルベ河上流、チェコに入ると名前が変わる)東岸に市街地を整備して、カレル大学も創建するなど、さまざまな町つくりを実行した。さらに、西岸と東岸を結ぶ石橋の建設も始める。この橋が「カレル橋」で、常に多くの人で賑わうプラハ最大の観光地となっている。チェコは2004年にEU加盟国となったが、通貨はユーロよりも従来のコルナが一般商店では優先しているので買い物には不自由なこともある。
朝、ホテルを出て、プラハ城には北門からはいる。ここはチェコ大統領の官邸となっている。次いで、城内の聖ヴィート大聖堂にはいる。
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この教会の見所はミュシャの有名なステンドグラスである。
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教会を出てカミユが住んでいたこともある小さな家の建ち並ぶ黄金の小路を通り城外へ。
ここからプラハの街全体を見下ろすことができる。
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カレル橋からプラハ城を望む
人々で賑わうやカレル橋、残念ながら橋の三分二はメインテナンス工事のため閉鎖中、残りの三分一でプラハ城の全景やヴァルタヴァ川の流れ、橋上の賑わいを見る。
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旧市街広場に入り旧市庁壁にある天文時計を見る。
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上は時刻、下は暦を表す、カレンダー時計だ。
旧市街はいろいろな高級ブランド品を売る商店、土産物屋が建ち並び石畳の道路以外は日本の繁華街と変わらない。ここも各国の観光客でいっぱい。
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昼間の聖ミクラーシュ教会と旧市街広場の賑わい
昼食にはチェコの銘酒「ピルゼンビール」の黒ビールを味わう、少し甘めだがおいしいビールだ。
午後はボヘミアの古城ドブリス城へ。プラハの南西約35kmに位置するロココ様式のこの城は18世紀中頃に建設され、第2次世界大戦前まで貴族マンスフィールド家の邸宅であった。
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戦後は国家の所有となり、作家同盟の会館としておよそ50年間使用されていた。1998年に付随する、チェコでは珍しいフランス式様庭園とともにドブリス城はマンスフィールド家に返却された。しかし、家具調度品や絵画陶器などの装飾品は現在も国有で厳しい管理下に置かれている。そのため時間厳守の予約観光で城内各部屋は錠前を開閉しながらの出入りとオーバーシューズを履いての見学の物々しさだ。もちろん写真撮影は禁止だ。
〈プラハ泊〉


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